2015年10月12日月曜日

我々は『人間さま』だ

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2015年10月 12日「我々は『人間さま』だ」


概要
生物は個体数が増えると生息域を広げるものだと思います。それは陸上でも海洋でも起こることだと思います。
地球上で最も生息域を広げた生物の一つが、ホモサピエンスだと思います。人類という生物は、アフリカで生まれてから、世界中に生息域を広げたと考えられています。
ある種の生物が生息域を広げることで、他の種の生物が個体数を減らしたり、他所に移ったりすることは、地球上に最初の生物が表れから今日までずっと続いていることだと思います。
そうしてきたからこそ、生物は多様化したと思います。動物と共に微生物が移動し、その微生物が植物の生息に影響をもたらし、生息域を移動した生物は、その地の環境に適応すべく変化をしたり、淘汰されたりしてきたのだと思います。
人類が動植物の生息地に移り、住宅地をつくり、工場をつくることは、地球上のあらゆる生命体が行っている当たり前の事だと思います。
それは罪ではないと思います。あえていうなら『業』だと思います。
しかしホモサピエンスという種の生物は、脳が発達し、個体数を増やし、世界中に生息域を広げた、それも自然の摂理の一つだと思います。
ただ人類が進化の過程で手にした知能は、生態系や環境をあまりにも急速に変化させかねないと思います。人類を含めて地球上のあらゆる生物が、それに対応できなくなることがあり得ると思います。
そこでホモサピエンスはその知能を駆使して、生態系や環境の保護と、変化の抑制をするべきだと思います。それは人類が生息するために有効だと思います。また人の心理や精神に対しても、好ましい働きをすると思います。それは人間社会に有益に作用することがあると思います。