2015年10月5日月曜日

動物愛護・動物保護とういう信仰

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2015年10月 5日「動物愛護・動物保護という信仰」


概要
動物愛護心と動物保護意識は、脳の働きや心理の動きでみると、宗教の信仰と同じ、あるいはとても近いと思います。
動物愛護心や動物保護意識も、宗教に対する信仰心も、とても強い人もいれば、あまり強くない人もいると思います。漠然と動物を保護したほうがいいだろうと思っている人もいれば、なんとなく神様に手を合わせている人もいると思います。
動物の愛護や保護活動も、宗教に関する活動も、積極的に取り組む人もいれば、取り立てて活動をしていない人もいると思います。
 動物の愛護や保護の啓蒙活動を熱心にする人もいれば、特になにもしていない人もいると思います。信仰する宗教を熱心に布教する人もいれば、信仰していても布教活動は熱心ではない人もいると思います。
そして動物の保護や、動物の福祉や、動物の権利を主張して、過激な活動や法律に反する行為におよぶ人もいると思います。
 宗教に関しても、過激な行動や、破壊活動や、違法行為に及ぶ人がいると思います。
しかし活動している人達は、たとえ社会的な道義や倫理や法律に背いていたとしても、『正しいことだ』とか、『意義のあることだ』と信じており、当人たちにとっては論理的に整合しているものだと思います。
また人間は『強く信じこと』によって、さらに強く信じる心理的があると思います。
また『他者に信じさせようとすること』によって、自身もさらに強く信じる心理があると思います。
また『信仰を否定されること』によって、さらに信仰を強める心理があると思います。
 それに人間は、持論を強く主張するほど、さらにその主張を強めるという心理もあると思います。
 それに持論に反撥されたり反論されたりするほど、持論に固執するという心理もあると思います。これらの心理は、多くの場合関連しあっていると思います。
 動物愛護心や動物保護意識や自然保護意識にも、宗教の信仰心も、この心理が働くことが多いと思います。