2015年10月26日月曜日

中国への依存度を下げるためにTPPを

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2015年10月 26日「中国への依存度を下げるためにTPPを」


概要
今の日本経済は、中国経済に頼っている部分が少なくないと思います。また、日本との経済的な繋がりは、中国経済にとっても重要だと思います。しかし、飛ぶ鳥を落とす勢いだった中国経済も減速が顕著だと思います。
中国が発表する経済に関する数字が作られたものであることは、世界的な共通認識になっていると思います。しかし世界各国に、中国経済は『多少数字を盛られた』ほうがいいという見方があると思います。
経済はお金の動きですので多くの事柄が数字で表されます。その数字の動きが、経済を動かすことがあると思います。近年は金融関係が先鋭化し、経済全般が数字による影響が大きくなっていると感じます。『数字至上経済』といった様相があると思います。
 ここで中国経済を示す数字がよくないと、それが世界経済に小さからぬ影響を及ぼすものと思われます。そのため仮に実態と違っていたとしても、中国当局から『悪い数字』を発表されては困るという国が少なくないと思います。
 しかしそれは、中国経済がより不透明になるということでもあると思います。いずれ『多少、数字を盛る』では済まなくなることがあり得ると思います。
中国経済の不透明感が強まるばかりで、中国経済はどんどん健全化できなくなり、軟着陸が難しくなるばかりになるということです。
そうなると、いつか急降下、あるいは墜落するのではないかという懸念が生まれます。中国は何としても、それを防ごうとするでしょうが、経済は思惑通りに運ばないことが多いものだと思います。
環太平洋経済連携協定が発効されたら、参加国との貿易が促進されることが期待されると思います。
それによって、日本経済の中国依存度が下げられたなら、それはリスク回避にもなると思います。