2015年10月13日火曜日

アニマルプラネットの罪の重さ

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2015年10月 13日「アニマルプラネットの罪の重さ」


概要
人間には動物に感情移入しやすいものだと思います。これは国や文化圏に関わりないと思います。つまり人類という生物に共通する傾向だと思います。ホモサピエンスの生態の一つといってもいいかもしれません。
しかし感情移入する対象動物は、国、地域、民族、文化圏、宗教など様々な理由によって違っていると思います。
牛を食べてはならない宗教もあれば、豚を食べてはならいない地域もあれば、猿を食べる民族もあると思います。
どの動物を崇めて、どの動物を食するのか、その理由を考えてみると、それは全て人間の観念や人間の感覚によるのだと思います。
あくまでも人間が、人間本位で、守るべき生物と、その必要のない生物の線引きをしているのだと思います。
それは感覚的であり、感情的であり、情緒的だと思います。論理的根拠は乏しいと思います。ただそれを自覚していない人間も少なくないと思います。
動物も痛みや苦痛を感じているのが証明され、高度な知能を持っていることが証明され、個体間で意思疎通していることが証明されたとしても、人間が動物と同じように感じることは出来ず、動物が人間と同じように思考することは出来ないと思います。
 しかし人間は、動物が人間と同じように感じたり考えていたりすると想像するものだと思います。
また、演出や欺瞞を加えたテレビ番組に、人間の心理は影響をうけやすいものだと思います。そんなテレビ番組が取り上げた団体に、寄付金があつまることもあると思います。
 その中には、生物を保護すると謳いながら環境破壊に繋がる行動をしている愚かで下劣な団体もあるように見えます。そんな団体が資金力を持つことが、環境破壊に繋がることもあると思います。