2015年2月24日火曜日

自縄自縛の政党

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2015年2月 24日「自縄自縛の政党」

概要

宗教団体にとって人口減少は、信者数の減少に直接的に繋がると思います。また高齢化社会では、宗教団体の信者も高齢化すると思います。
政党の支持母体である宗教団体の信者は、生活基盤を持っている人の方が多いのではないかと思います。困窮しながらも熱心に信仰している人もいるかもしれませんが、信者ぜんたいから見ると多くはないのではないかと思います。
これからはその信者も高齢者が増えると思います。その人たちの生活基盤が安定することは、信者数を維持することに繋がると思います。またその人たちが健康で長生きしてくれれば、信者の減少を抑えることになると思います。
人口減少と高齢化が進むなかで宗教団体の信者数を維持するには、安定した社会保障が不可欠だと思います。
しかしそのためには現役世代の負担を重くならざるを得ないと思います。ただあまり現役世代の負担が重くなると、新たに入信する人が減る可能性があると思います。
消費税は景気に左右されにくく、現役世代の負担集中を抑える利点があり、それゆえ安定した財源だと思います。

軽減税率は、そんな消費税を目減りさせると思います。それは、政党の支持母体である宗教団体の信者を減少させかねないと思います。