2015年2月27日金曜日

ほぼ袋小路

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2015年2月 27日「ほぼ袋小路」


概要
“戦後70年の首相談話”は非常に難しいと思います。どのような内容であれ、日本にとってマイナスにしかならないような気がします。
今の首相が“戦後70年談話”を出すとなったら、隣の国は反発し、批判や抗議を発し、日本との関係はまた良くない方に向かう可能性が高いと思います。
近年、少しずつ関係改善に兆しが漂ってきた感がありますが、それが吹き飛ばされかねないと思います。
 しかしだからと言って、隣の国から一切批判を受けないような内容の談話を出せば、首相の支持者や、50年談話に否定的な考えを持つ人たちから非難されると思います。
 また、首相が神社を参拝した時を思い起こすと、隣の国はもとより同盟を組む大国をはじめ世界中から批判をあびたと思います。
あのときは神社参拝に賛成する人たちも、タイミングなどについて非難する声が上がったと思います。
“戦後70年談話”もそうなる可能性を秘めていると思います。
しかし国内外にどのような反応が表れるのか、談話を出すまえに予想することは難しいと思います。神社の参拝した時も、世界各国の反応があれほど大きくなるとは予測出来ていなかったと思います。つまり談話の内容を決めるのは、非常に難しいということです。
それにしても昨今の内外の状況を鑑みると、“戦後70年首相談話”を出せば、どこかに波風がたつことは避けられない、それは予測できると思います。