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2015年6月 9日「連綿と植え付けられてきたトラウマ」
概要
『戦後トラウマ』『戦後レジーム』『アメリカから押し付けられた民主主義』今、それを実感している国民は決して多くないと思います。
それを批判する人の多くは、過去の人たちからトラウマを植え付けられているように感じます。そしてその人たちは、次の世代にトラウマを植え付けようとしていると感じます。
しかし戦後トラウマは主義主張の形をとっているため、植え付けられたことも、植え付けていることも自覚していない人がほとんどだと思います。
『トラウマを植え付ける行為』は、マインドコントロールに似ていると思います。前者にはその自覚がなく、後者は明確な意図を持っていることが違いなのかもしれません。
そして共通しているのは、仕掛ける側の心理にも影響を受けるということが挙げられると思います。
他者にマインドコントロールを仕掛けると、その行為によって自分自身のマインドコントロールを強めることになると思います。
他者にトラウマを植え付けようとすると、それによって自分自身のトラウマを強めることになると思います。トラウマという自覚がないとしても、持論に賛同させようとすることで、持論に対する固執を強めているこということです。
過去や経緯を知ることは大切だと思います。しかしそれは未来のためであるべきだと思います。
戦後トラウマを植え付けられた人たちが見ているのは、過去だと感じます。彼らが未来を語るのは、素振りをしているに過ぎないと感じます。そういう人たちに憲法を変えさせてはいけないと思います。
国会改革と選挙改革は一体であり、そのために憲法改正する必要が生じることあると思います。しかし、一票の格差を解消出来ないために、憲法を変えて認めてしまうのでは、『お話にならない』といえるほど、次元の低い政治のやり方だと思います。まともな政治家だったら、恥ずかしくて口に出せないような政治のやり方だと思います。
そんなやり方をする政治家には、憲法改正を語る資格すらないと思います。