2015年3月6日金曜日

錯覚が生みだす仮想現実

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2015年3月 6日「錯覚が生みだす仮想現実」

概要
先日お酒が出される席で、ノンアルコールビールでも酔った人がいるという話を聞きました。一同「そんなことはないだろう」と笑っていました。皆、アルコール類を飲んでいたました。
僕もその話を笑い話の類だと思いながら、ノンアルコールビールを飲んでいました。しばらくして『なるほど。確かに酔いに近い感覚がある』と思いました。
当然ですが実際に酔っているわけではありません。少し頭がくらくらするような、酔った時に近い感覚があったのです。
10年近くビールを飲んでいない僕にとっては、ノンアルコールビールの味はビールそのもののだと感じました。脳がビールの味を感知したため、アルコールが入っているビールだという錯覚をおこし、酔った時と近い感覚になったのではないかと思います。
しかし実際にアルコールが入っているわけではありませんし、それを完全に認識した上で飲んでいるため、あくまでも“酔いに近い状態”になったのだと思います。錯覚のひとつだと思います。

 ところで少し前に見たテレビ番組で、ヘッドマウントディスプレーを用いた仮想現実を体験することを取り上げていました。