2015年3月1日日曜日

低自給リスク

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2015年3月 日「低自給リスク」

概要

政治的交渉なくして内戦の終結はないと思います。
しかし自称「ドネツク人民共和国」と、自称「ルガンスク人民共和国」を事実上牛耳っている人たちは、政治に関する能力が皆無だと感じられます。
 それは当事者能力がないということになります。能力のない人間に権力を与えたロシアの責任は重いと思います。
 ウクライナ問題では、天然ガスが政治的の道具になっていると感じます。ウクライナやEU加盟国のみならず、多くの国にとってエネルギーは不可欠なものだと思います。
だからこそ政治の道具になるのだと思います。そして時に、エネルギーのために、軍事力が働くのだと思います。そのために多くの人命が失われることがあると思います。
 ところで現代社会は、対立が激化する傾向があるように思います。妥協や譲歩せず、容赦や容認せず、対立心を激化させる、そんな心理傾向が強まっていると感じます。
それは人道など、かなぐり捨ててしまいやすいということになりそうな気がします。大規模な市民の犠牲もいとわずエネルギー供給を停止する、そんなことも起こり得るような気がします。

 人口増による世界的食糧不足が起きると、人道的見地など顧みずに食料の輸出を止めるということも起こり得るような気がします。