2015年4月29日水曜日

開発途上であること。貧しい国であること。政情が不安定であること

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2015年4月 29日「開発途上であること。貧しい国であること。政情が不安定であること」

概要
今月25日、ネパールで大きな地震がありました。壊滅的な被害を受けている地域もあるようです。多くの人命が失われ、負傷し、住処を失ったと聞きます。
交通インフラの整備が遅れているところに、今回の大地震によって道路が寸断されているため、救援隊が入ることが難しい被災地があるようです。重機を持ち込むことが難しく、瓦礫と化した建造物の中から、被災した人を助け出すにも、手作業によるしかないようです。それに救援物資を被災地に届けることが難しいという声もあるようです。かねてから水道などの生活インフラも十分ではなかった地域が被災していると聞きます。水や食料、医薬品や、雨露を防ぐ道具などの物資が必要だと思われます。それを被災地全域に行き渡らせることが困難な状況のようです。
今回の地震では、歴史的歴史的な建造物の多くが倒壊したと聞きます。そのことからして、この場所は長い間大きな地震はなかっただろうと思います。ある程度広い範囲でみると、過去に何度か大地震に見舞われているようですが、今回世界遺産が倒壊した場所は、相当に長い間大地震がなかったことが窺えます。
決して裕福な地域とは言えないようですので、過去に大きな被害を受けていないのであれば、その対策を施すことはないと思います。国も民間も、地震対策にお金をつぎ込むことは、難しいと思います。
それと、ネパールの政情が長く不安定だと聞きます。それでは災害が起きたときのことを想定した備えなど、あまり目が向けらえないと思います。

それに今回の地震の政府対応に、国民から批判が上がっていると聞きます。政府の対応が良くないのは、政情不安が長引いたことも影響しているという見方もあるようです。