2015年7月11日土曜日

個人情報漏えいの危険性

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2015年7月 12日「個人情報漏えいの危険性」

概要
 数か月前、アメリカ政府のコンピューターがサイバー攻撃を受け、多くの個人情報が漏えいしたそうです。
 その一月ほど前にも、アメリカ政府機関から個人情報が盗まれたと聞きます。それだけでなく、アメリカの企業などのコンピューターは、度々サイバー攻撃を受けているという印象があります。
 近年、影響力が弱くなったといわれるアメリカですが、まだ世界一の大国であることは間違いないと思います。そのアメリカの政府のコンピューターにある情報ならば、世界中から狙われることが十分に想定されることだと思います。
 そのためサイバー攻撃に対して、しっかりとした防御をしているものと思います。しかしそれを打ち破るサイバー攻撃を受け、アメリカ連邦政府の職員や元職員などの、社会保障番号や家族構成、経歴などの個人情報が盗まれたそうです。
 それは使い方によっては、大変な事態になりかねないような気がします。もし今は、盗んだ個人情報の使い道がなかったとしても、情報を蓄積して置けば後で役立つことはいくらでもあり得るだろうと思います。
また別のデータを合わせることで、有効に使えることもあり得るような気がします。例えば、企業が持っている個人情報や、病院が持っている個人情報を、政府機関から盗まれた個人情報などを組み合わせて使うことで、重要機関の職員に成りすますことが出来るかもしれない、などということです。
数年後、流出したあらゆる情報を集め、それらを効果的に組み合わせるシステムが作られるようになるかもしれません。それによって個人情報が、今までは思いもつかなかったように悪用されることもあり得るような気がします。

コンピューターに関する技術は、日々進歩していると感じます。そうなると、個人情報の流出などは、当面の被害がなかったとしても、この先悪用される危険は高まっていくと、いえるかもしれません。