2015年9月5日土曜日

総インターネット調査員

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2015年9月 5日「総インターネット調査員」


概要
図や絵をインターネットで検索すれば、何かした似たものが見つかるのではないかいと思います。シンプルなデザインほど、似ている絵や図や写真が多いと思います。しかし複雑で奇抜なデザインでも、数は少なくても何かしら似ているものが見つかるような気がします。
似ているものが何ひとつ見つからないようなデザインは、独創性が強すぎたり奇抜すぎたりして、一般的に受け入れられない可能性が高いと思います。
つまり『探せば見つかる』『探さなければ見つからない』ということではないかと思います。敵が多い人は、多くの人が探すため、多くの似ているものが見つかるのではないかと思います
敵が少ない人だったら、似ているものが見つかっても叩かれないかもしれません。また、ごたごたを繰り返すのは避けたいと、多くの人が思っているため、仮に似ている図や絵やポスターやデザインが見つかっても、『あまり責めないようにしましょうね』『そりゃ似ているものがありますよ。仕方ないじゃないですか』という雰囲気になるかもしれません。
しかしいくら敵が少ない人でも、注目をあびることで敵が現れることがあり得ると思います。それに、インターネットで悪者を徹底的に叩くことに社会的意義があると信じている人や、非を見つけた他者に大きな痛手を与えることに達成感を覚える人が、敵になることもあり得ると思います。
インターネットの検索システムは、『見つけ出すことを目的としたシステム』といえるような気がします。だから見つかりやすいのだと思います。殊にエンブレムのような多くの人から受け入れられるデザインは。
それにしても、コンピューターの仕事は、見つけ出して、それを提示することだと思います。
それをどう役立てるか、どのように扱うか、それが重要だと思います。
それは人間がすることだと思います。