2014年1月3日金曜日

今のうち



 昨年9月末にパソコンを新しく購入しました。今年の4月に基本ソフトのサポート期間が終了するためです。
 ただ、今使っているパソコンもすでに何年間も使っているため、機械が壊れてもおかしくないという考えもあります。
 
個人的には壊れなければ何年でも使い続けたいのですが、パソコンにも耐用年数があると思います。それは僕の感覚では、あまり長くないというか短いような印象があります。
新しいパソコンが次々と発売されているのですから、作り手・売り手としては、次々と買い換えて欲しいものだと思います。
そんなこともあって、古いパソコンを長く使っていると、“便利ではない”だけでは済まず“何かと不便”になるものだと思います。

僕が使っているパソコンは、数ヶ月前から異音というか何かの駆動音が聞こるようになりました。
それは円滑に駆動しているとことを感じさせる音ではなく、いかにも雑音然とした音なのです。常に鳴っているわけではないのですが、やはりそろそろ機械が耐用年数を超えようとしているのだろうと感じます。
ただ使い馴染んだパソコンですので、壊れるまでは使おうと思っていますし、仮に故障しても、修理の可否やその料金によっては直して使い続けるつもりです。

そのため、新しいパソコンは買ってきたものの、一度電源を入れてみただけで、その後一月ほど触れていませんでした。
 使い慣れたパソコンがまだ使えるのですから、新しいパソコンを使う理由がなかったのです。
また、春までにはまだ時間があるのですから、手の開いている時に少しずつ、古いパソコンから新しいパソコンに切り替えていくつもりでした。
 
つまり『急ぐこともないか』と、ついつい先送りしてきたのです。
 ただせっかく切羽詰る前に買ってきたのですから、いつまでも放置しておいては意味がありません。
 そこで購入してから一ヵ月後、再び新しいパソコンの電源を入れました。

 手が開いている時間に、少しずつ切り替えていく思惑だったのですが、初期設定を始めてしますと、掛かりきりになってしまいました。他のことをやりながらでは、なんとなく落ちつかないものですし、やり始めるたらやりきってしまわないと、決まりがつかないような気になったのです。

しかし、なにかにつけて上手くいきませんでした。何をやっても円滑に進まず、引っ掛かってしまったたり、躓いてしまたり、正常にならないというか、とにかく何をやっても、作業が滞ってしまうのです。

僕はパソコンを買ったのは三台目です。はじめて自分のパソコンを手にした時は、何もわかりませんでしたので、さんざん苦労した覚えがあります。それに比べて二台目のパソコンを購入した時は、随分楽だった印象があります。
『パソコンも進化して、使い手にやさしくなったんだろうな』
 そのように感じたものです。

『このパソコンはさらに新しくなっているのだから、より簡単になっているだろう』
 勝手にそう思い込んでいました。
 ところが、そうではありませんでした。しかも、その先入観があらゆる意味でよくなかったと思います。
 つまり『簡単になっているはずだ』と思い込んでいるために、調べようとせずに進めて状況を悪化させたことが、何度となくあったとように思います。

 また、僕はインターネットで調べようという発想があまり湧かないのです。
 手引書をめくりながら操作をしているのですが、そこに書かれているようなに進まない場合、『おかしいな』などとつぶやきながら、何ども同じことを繰り返してしまうのです。
 その次には書かれていないことをやってしまい、どんどん手に負えなくなってしましました。
 そこでようやく、インターネットで調べることを思いきました。しかしその時点で、すでに色々なことやりすぎているので、『よくある問題』の事例にはないような状態になっていました。

考えてみれば、はじめてのパソコンと二台目のパソコンは、基本ソフトがそれほど大きく変わっていませんでした。そのために、切り替えには苦労しなかったのかもしれません。今回は基本ソフトの変わり方が大きいようです。
しかも購入してすぐに、仕様が“8”から“8.1”になりました。

いつくかのサポートセンターに、メールやチャットや電話でお世話になり、何とか正常に使えるようになりました。それにしても、思惑通り“手の開いている時間に少しずつ”というわけにはいきませんでした。
ただそうなると、切羽詰ってからでは、なおさら大変だったろうと思いますので、今のうちにやっておいてよかったと考えることにしました。