“大国”と“連合”と“その間に挟まれた国”、この三者は繋がりつながりがあり、三者ともそこから利益を得てきたのだと思います。
その利益を失くしてしまうということは、損をするということになると思います。
三者が繋がっている構造では、一者が利益を一人占めするようなことにはならないと思います。
そうなると、今までと同じような繋がりを維持しないと、結局は三者とも損をするということになると思います。
また、混乱が長引くほど経済は停滞すると思います。
三者が繋がっているのですから、経済が停滞することは三者にとって損することになると思います。
それは誰の目にも明らかなような気がします。
政治家でなくても、簡単にわかることだという気がします。
それがわからない政治家は、政治家としての能力不足や資質の低さ、それ以前の話だといえるかもしれません。
政治家としての能力が低く、政治家としての資質を備えていない政治家ばかりだと、混乱が長引き、経済が停滞し、三者とも損をするかもしれません。
三者とも利益を得ており、一者だけが儲かる構造にはならないのですから、それを踏まえてどうするか考えなければならないと思います。
そう考えれば、“速やかに事態を収める”そういう答えしか出ないと思います。
今の世界は、対立が深まるほど状況は複雑になる傾向があると感じます。
対立の状況が複雑になるほど、収まらなくなる傾向があると感じます。
対立が深まり、複雑になる前に、事態を収めることが出来るかが重要になっていると感じます。
それが今の世界だと思います。
では、速やかに事態を収めるにはどうすればいいか考えなければならないと思います。
この件だけでなく何事も混乱や停滞している状況を早急に収めるには、“一旦、もとに戻すこと”が有効だと思います。
特に対立している状況では、“対立を続けるほど事態は収まらなくなる”ものだと思います。
それを逆方向から考えると、“事態を収めるには対立をやめる”となります。
そして対立をやめるには、“とりあえず元の状態に戻す”ことが、手っ取り早いと思います。
しかしそうはいうものの、贅沢三昧をしていた人間を再びリーダーにすることなど出来るはずがないと思います。
これも誰の目にも明らかだと思います。
当面は間に挟まれた国の国民生活や経済活動を、政変が起きる前の状態に戻すことを目指すべきだと思います。
そうなると、現体制を認めたほうが、もとに戻すことを進めやすいと思います。
しかしそうなると、国内で反対する勢力の声が高まると思います。
しかしだからといって、この混乱と対立のなかで、国を割るとさらなる対立と混乱につながる可能性があると思います。
ましてや、大国が軍隊を入れてしまったのですから、ここで国を割ったのでは、力ずくで奪ったという声があがっても仕方ないと思います。
それがさらなる対立感情を掻き立てると思います。
そうなると、ここで国を割るべきでないと思います。
軍隊を入れたことは政治的戦略性からみて最悪のやり方だと思います。
最悪のやり方をやったのですから、ここは欲張るべきでないと思います。
今の状況では、欲張れば欲張るほど、大国は損をすることになると思います。
国を割らないとなると、国は一つでありながら、お互いの意見を尊重するような政治が求められると思います。
また、お互いの意見を尊重する国の形をつくっていくべきだと思います。
間に挟まれた国は、間に挟まれているがゆえに国内が割れていると見られます。
しかし間に挟まれた国は、間に挟まれているがゆえに、双方と付き合っていかなければならないと思います。
間に挟まれている国は、双方と上手く付きあうほど、利益になると思います。
それなのに間に挟まれている国は、国内で感情がぶつかり合っているように見られます。
感情のぶつかり合いが対立を激化させ、先鋭化させているように見られます。
感情的な対立を収めるには、なだめることが必要だと思います。
この件で最適な“なだめ役”は、大国と連合だと思います。
大国と連合が、それぞれ味方になりたがっている勢力をなだめるべきだと思います。
そして軍の置き方や経済のつながり方など、とりあえず今まで通りにやっていけるようにするべきだと思います。
そして考えると、今、大国と連合が対立することが、最もお互いの利益にならないと思います。
それ以上に最悪なのは、どことどこであれ軍隊が衝突することだと思います。
いくらなんでもそれをやるほど愚かな政治家はいないだろうと思います。
政治家として能力がないとか、政治家として資質がないとか、それ以前の話だと思います。
今の状態で大国と連合が確実に利益を得るには、まず大国と連合が手を組むことだと思います。
そのうえで、間に挟まれた国をなだめて、速やかに事態を収めることだと思います。