2015年5月11日月曜日

自然の摂理? 生物の本能

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2015年5月 11日「自然の摂理? 生物の本能」


概要
ネアンデルタール人は、現生人類によって滅ぼされたという説もあります。しかし近年の研究から、現生人類とネアンデルタール人は混血が盛んだったと考えられています。
勝手な想像ですが、ネアンデルタール人は現生人類に交わることを求め、純血の子孫を残そうという意欲が薄れていったのかもしれません。
しかし現生人類には、それほど混血を求める意識がなかったのかもしれません。そのため、混血をしたいネアンデルタール人があぶれてしまったのかもしれません。そんな現生人類のなかに交わる相手を見つけられないネアンデルタール人も、純血の子孫を残そうとしなかったのかもしれません。つまり純血のネアンデルタール人同士は交わることが少なくなり、純血は少子化し、いずれ絶えたのかもしれません。
つまりネアンデルタール人は、純血の子孫を残すよりも、他の種(現生人類)に交わることを求めたのかもしれないと思うのです。
生物のなかには、子孫を残す行為が、身体的に大きな負担になるものがあるようにみられます。今の地球に棲んでいるあらゆる生物は、苦労したり負担を背負ったりしながら、子孫を残しているように感じます。
地球に生命が生まれてから30~40億年といわれます。今までに地球に生まれた生物のなかで、人間が知っているのはごく一部だと感じます。もしかしたら、負担や苦労を背負ってまで、子孫を残そうとしなくなった生物がいたかもしれません。そのように絶滅した生物がいたかもしれません。
すべての生物は、子孫を残そうとするものであり、それが自然の摂理だという考えは、人間の勝手な固定観念に過ぎないのかもしれません。