2015年5月5日火曜日

少子化は生物として不自然な現象ではない

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2015年5月 5日「少子化は生物として不自然な現象ではない」


概要
地球に生命が生まれたのは30億年以上前だといわれています。非常に多くの生物が地球上に生まれ、そして非常に多くの生物が絶滅してきたと思います。
『生物の絶滅』というと人間による乱獲が思い浮かびます。確かに人類は何種もの生物を滅ぼし、また滅ぼそうとしているといえるかもしれません。ただ人類が地球上に生まれる遙か以前から、非常に多くの生物が絶滅してきたことも確かだと思います。
 地球で生まれたすべての生物から見れば、人間が関与せずに滅びた生物のほうが遙かに多いと思います。
 また人類の祖先も絶滅した種があると聞きます。現生人類に近い種ではネアンでルタール人が挙げられます。現生人類がネアンデルタール人を滅ぼしたという説があります。それが少し前、現生人類とネアンデルタール人は、混血が盛んだったという研究結果があると聞きます。
 そうなると混血が多くなることでネアンデルタール人の純血が減ったとか、混血を繰り返すことでネアンデルタール人の遺伝子が減っていき、現生人類の遺伝子が残っていったなどということがあったのかもしれません。
 生物が絶滅した理由は、環境の変化や、他の種の生物との競争、ウィルスや病気の蔓延など、様々な理由が考えられると思います。
絶滅した生物のなかには、子孫を残し続けたいという欲求が薄らいで、長い時間をかけて個体数が減り、絶滅した種があるかもしれません。それも自然の摂理だと思います。
ただ人類は今までに地球上に生まれた生物のなかで、突出した知能をもっていると思います。絶滅する前に、対処する知恵があると思います。