2015年5月2日土曜日

炎上、デモ、暴動

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2015年5月 2日「炎上、デモ、暴動」


概要
扇動工作は危険だと思います。民衆と炊きつけることは、それほど難しくないと思います。ただ炊きつけて燃え上ってしまうと、それを思いのままに操作したり制御したりするのは、相当に難しいと思います。燃え上がり方が激しいほど、炊きつけた者にも手におえなくなる可能性が高いと思います。
扇動は、古今東西、今も昔も、あらゆる形で、あらゆる人が行っていると思います。インターネットの“炎上”は、自然発生することも多いと思いますが、書き込みやコメントで煽られていることもあるのだろうと思います。つまり『炎上させよう』という意図を持った書き込みや投稿があると思うのです。それは、扇動の一つだと思います。
昨今では、インターネットを使ってデモを呼びかけることが、当たり前になっている感があります。インターネットは一瞬で、非常に多くの人に対して、声を発信することができると思います。
デモは参加する人数が多いほど、“デモの力”が強くなると思います。“民衆の力”といえるかもしれません。数年前、中東で政変が相次ぎましたが、それは“デモの力”によるものだと思います。
人は大勢と群れることで、様々な心理面での変化があるものだと思います。主張や訴えが強くなり、感情を高ぶらせることも、群れることからくる心理的な影響の表れといえるかもしれません。ただ感情が高ぶると、暴力的行為に繋がることがあると思います。
 そしてデモは暴動へと変わることがあると思います。暴動になると、デモとは無関係な略奪が横行することが多いと思います。
端から暴動化させることを狙って、デモに加わる人もいるように見られます。略奪行為をするためだったり、闇雲に破壊を求めたり、などのためです。