2015年8月3日月曜日

自然界のバランス

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2015年8月 3日「自然界のバランス」


概要
地球上に生物が生まれてから今日までの時間のなかで、人類が存在しているのは、ほんの一瞬に過ぎないと聞きます。人類が地球上に現れる前から、非常に多くの生物が生まれ、非常に多くの生物が絶滅していったと思います。
人類によって絶滅した生物がいることは確かだと思います。しかし地球上に現れた生物全体でみると、人類が介在せずに絶滅した生物のほうが遙かに多いと思います。そう考えると、生物が絶滅することも自然界のバランスの一つだと思えるのです。
『今、地球上に生息しているすべての生物を、一種たりとも決して絶滅させない』
それは不可能だという気がします。愛らしくみえる草食動物を保護したために、そこに自生していた植物が絶滅するかもしれません。その植物から栄養素を得ていた昆虫が滅んでしまうかもしれません。その昆虫が死んだ後、分解されたときの養分で生きていた微生物が種を絶やすかもしれません。
つまり人間が介在したことで、自然界のバランスを崩してしまうことがあると思います。自然界のバランスは、極めて多様で無数の小さな要因が複雑に関与しあっていると感じます。いくら人類の知能が高度に発達しても、それを正確に把握することは出来ないと思います。
 しかしそういうものの、人類は地球上に生まれた生物のなかで、突出して高い知能をもっていることは確かだと思います。
 その高度な知能を他の生物を獲ることに駆使したら、多くの生物を短時間で滅ぼすことになりかねないと思います。それ自体、地球環境の変化だと思いますが、もっと大きな環境変化に繋がると思います。
ところで、すべての人間はホモサピエンスという種の生物であり、今のところ全てのホモサピエンスは地球上で生まれていると思います。
ホモサピエンスが生きていくには、地球の環境が必要だと思います。きれいごとではなく、自分たちのために、生物や環境を守らなければならないと思います。