2015年8月30日日曜日

目的は銃犯罪を減らすこと

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2015年8月 30日「目的は銃犯罪を減らすこと」


概要
『銃を持つことは悪しきことではない。罪を犯すのは人である』
 アメリカで銃規制の必要性を訴える声があがると、そのような反論が発せられるようです。
『銃を持つ悪人に対抗できるのは、銃をもつ善人だけである』
 以前、銃による痛ましい事件が起きた時、そのような言葉を耳にしたことがあります。 
“善と悪”の二極が対立する構図は、ジェダイとシスの対立のように明快でわかりやすいと思います。
しかし人間はジェダイとシスのように、善人と悪人に振り分けることは出来ないと思います。
『自分の身は自分で守らなければならない。銃を持つ者が社会にいるからには、そいつに襲われることがあり得る。その時、自分で自分の身を守るには、自分も銃を持つしかない。銃の所持を法律で規制するなどありえない』
すでにアメリカには銃が溢れていると思います。そんな中で銃の所持を法律で規制したら、法律を守るものは銃を持つことが出来ず、法を破る者ばかりが銃をもつことになるかもしれません。
『銃をもった悪人が増える。しかも自分で自分の身を守れなくなる』
しかしアメリカでは、銃による犯罪が多いことは確かだと聞きます。痛ましい事件を報道で見聞きすることもあります。
銃を持つ権利と、銃規制について論じることも大事だと思います。ただ今のアメリカは『銃による犯罪を、いかにして減らすか』を、真剣に模索しなければならないと思います。
銃を使った場合、犯罪の刑を重くすることから初めてはどうかと思います。殺人、傷害、強盗など、銃を使ったほうが、銃を使わなかった場合より刑を重くするということです。